確か十数年前、お世話になったダンサー・振付師の灰原明彦先生から突然電話があり、
『須貝君はいつまで踊るの?』って唐突に聞かれたことを思い出した。
俺はそのころまだ40代でその質問の意味が正直、まったくわからなかった。
『身体が動けるまではずっとやります』と俺は答えた。
すると灰原先生は、
『そうー・・・ただ簡単に踊るというだけではとても難しいよ。思考やポリシー・哲学をちゃんともって取り組まないと・・・』
俺はその時、まだまだ考えが至らず(なにを言ってる?この爺さん?)
っと言葉の真意がまったくわからないでいた。
そして今、歳を重ねその言葉の意味の入り口にいる気がする。
たしかあの当時、灰原先生は70才をこえていたと思う。
それ以来、お話もしていない。
会話の中で『参考になるからこの本を読んだら・・・』っと紹介してくれた本のメモ書きを探しているがどこにしまったんだろうか?・・・見つからない・・・。
