
須貝哲也作品、無料で『貸し出し』ます
須貝哲也が過去に上演した作品を、皆様でお使いいただけます。
指導(演出・振付)や人員(演出家・出演者)派遣のオプションのご要望も承ります。
所属のダンスサークルの発表会、市民グループの催し物、その他舞台でやってみたいという団体の方、ぜひご相談下さい。
■作品使用料 無料■
必ず以下2点は順守願います。
◆使用前にアロック・DD・Cにご連絡下さい。
◆チラシ・パンフレットに「アロック・DD・C 須貝哲也作品」を明記下さい。
※実費のかかる打ち合わせ、演出・振付指導、その他オプションなどは別途、応相談

A-ya
母は幸せだった。
子は幸せを見ていた。
誰にも邪魔される事もなく……
小さな小さな想える世界の中で。
不自由なく生活している二人にあるささいな不幸が訪れる。
代わりはいくらでもある……
ただの操り人形。
その人形達と親子(人間)が
織りなすよく出来たこの不出来な世界のひとつの物語。

ウィルス
この物語はセル(細胞)1とウィルス2の日常行われている肉眼では見えない小さな小さな物語である。
(*1:セル(細胞)…生物・生命の最小単位で遺伝子を有し、自ら代謝・増殖ができる生物
*2:ウィルス…遺伝子は有しているが自ら代謝・増殖ができず、他の生物の細胞を利用してのみ増殖できる生物学的存在)
セルとウィルスがそれぞれの形で増殖していく中、互いに生まれた子らが交差していく。
―― セルの子は希望と共存を ――
―― ウィルスの子は絶望と拒絶を ――
逃れようのない定めがセルとウィルスにおとずれる。
日々、行われている生命の不思議。
見えない空間にこんな物語があるのかも……

Half & Half~エピソードzero~
人間が生まれる遠い遠い昔、人には三つの性があった。
男と男が背中合せ 名は太陽の子
女と女が背中合せ 名は地球の子
そして太陽の子と地球の子の中間
月の子は男と女が背中合せだった。
彼らには孤独や哀しみ・不安、そして愛しさも存在しなかった……
……創造された神の偶像。
─── かなたから見守る化身 陽と月 ───
欲望の歯車が音をたてて回り始めた時、均衡のうねりが彼らをのみこんでいく。

200人の目撃者
男は身よりがなく孤独だった。
彼は博士に依頼し、アンドロイドによる空想家族と幸せを手に入れた。
一方、博士は人間に限りなく近いアンドロイドの研究の為、彼を実験台にするのだった。
そして新たに進化したアンドロイドMが生まれた……。

『ばく』―ニライカナイへ―(クリスマスバージョン)
イブの夜の街、男はまだ見ぬ彼女を探していた。
(出会いは偶然の運命)と信じ……
きらびやかなイルミネーションとクリスマスソングが男の心を風船の様に浮き上がらせ、ゆらゆらと誘う。
男はある出来事の中で夢にまで見た女性と出会い恋をし、生きている喜びを次第に感じてゆく。
これは現実なのか、夢なのか?
(夢でもかまわない、これが恋)……
ちょっとブラックでユーモラスなダンスショーへようこそ!

ペルソナ―クグツノ華ヨ 咲キホコレ―
人間の願望があらゆるモノを生み出し、人と人との繋りを変化させていく現在。
人がモノを支配するからモノが人を支配するへ。
この作品はとりまく環境がテーマです。
ある2組の親と子。
似たような環境の中、子は社会との繋りをパソコンに求め、母との関係も希薄。
心配する母をよそに1つのメールからこのそれぞれの親子がアンビエンテ(環境)達によって交わっていく……
人はモノに支配された時、傀儡(クグツ)となってしまうのか?

ブラック クリスマス
イブの夜、それぞれの恋人を待つ男女。
待ち合せの時間を過ぎても現れない恋人を淋しげに待つ男女にどこからともなく、夢の世界に住む人々(夢住人)が2人をあやしげな世界(ラビリンス)へといざなっていく。
自分達の意思とは裏腹にラビリンスに迷い込んでいく2人。
彼らはそこで何を見、何を感じるのか………
イブの夜の不思議でちょっと楽しい(!?)物語。